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国際研究集会 「一国史を作る —ウズベキスタンと日本—」(後援 日本学士院)のお知らせ

日本学士院が後援する下記の国際研究集会が開催されますのでお知らせします。

国際研究集会 「一国史を作る —ウズベキスタンと日本—」

開催日時:2025年8月9日(土)15:00–18:00

主催:外交史PJ(三菱財団人文科学研究助成「外交の世界史の再構築」)

共催:JSPS科研費24K00121、東京大学史料編纂所共同利用共同研究拠点特定共同研究(海外史料領域)モンスーン-II、東京大学史料編纂所

後援:日本学士院

東京大学伊藤国際学術研究センター 3階 特別会議室 (オンライン併用)

言語:英語&日本語

趣旨:ウズベキスタンは今、日本がかつてそうしたたように、自国史を築こうとしている。その過程で外交史研究や、自国に関連する外国文書の翻訳が、どちらの国でも大きな役割を果たしてきた。現在のウズベキスタンに存在したヒヴァ・ハン国(1512–1920年)と徳川日本(1603–1868年)についての、歴史の語りには共通点が多い。
ロシア・ソ連の中央ユーラシア史家ヴァシリイ・バルトルド(1869–1930)が、ヒヴァは孤立していたと述べ、多くの研究者がそれに倣った。 一方、西洋の観察者たちは徳川日本を「鎖国」という言葉で表現し、その結論の範囲内で多くの研究が行われてきた。
本ワークショップでは、 ウズベキスタンで国民史構築を担う第一線の研究者を招き、私たちの国の歴史と世界史をどのように語ればよいのか、そして歴史を語る際の「私たち」とは何者なのかについて、議論したい。

参加申し込みフォーム: https://forms.gle/cAagTi2YqpNF5MV19