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日本学士院第16回学びのススメシリーズ講演会のお知らせ

パンフレット
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日本学士院学びのススメシリーズ講演会は、様々な分野で素晴らしい研究を重ねてきた日本学士院会員が、日本の将来の担い手となる子供たちに知ることのおもしろさ、学ぶことの楽しさを知ってもらう一助になればという思いから企画されました。第16回となる今回は、伊藤眞会員が講演を行います。奮ってご参加ください。

事前申込制
会場:150名(先着順)

 会場参加申込みフォーム
オンライン:500名(先着順)
 オンライン参加申込みフォーム


日時・場所

対象

中学生・高校生

※一般の方もご参加いただけます。

講演内容

伊藤眞会員
伊藤 眞 会員

「民事訴訟を支える柱—どうして裁判官は争いを解決できるの?」

    伊藤 眞
  • 日本学士院会員
  • 東京大学名誉教授

1.紛争って?
 社会生活を送る中では、いろいろな出来事が起きます。取引、たとえば、モノを売ったり、買ったり、仕事を依頼したり、引き受けたりすること、事故、たとえば、自動車や自転車の衝突が、その例です。こうした出来事の多くは、当事者の話し合いによって解決されますが、中には、言い分が一致せず、争いになるときがあります。
 これを「紛争」といいます。ことばの意味としては、「紛(まぎれ)争(あらそう)」ですが、その解決を担う機関が裁判所(裁判官)で、制度が民事訴訟です。
2.裁判って?
 でも、「自分は悪いことをしたワケじゃないから裁判所なんかに行かない」というヒトもいるかもしれません。また、アレコレ調べてみたけれど、裁判官にも真相が分からない事件もあるでしょう。
3.民事訴訟の基本原理
 今回は、深夜の自転車衝突事故を例にして、裁判官は、どうして紛争を解決できるのか、その仕組みを説明します。


【講師について】
1945年生まれ。判決手続および倒産手続の両分野を中心に、民事訴訟が現代社会において現実に果たしている機能を重視する立場から裁判実務および立法に大きな影響を与える業績をあげました。著書に『民事訴訟法への招待』(2022年、有斐閣)などがあります。

【日本学士院(にっぽんがくしいん)について】
日本学士院は、文部科学省に設置された、学術の発展に寄与するため必要な事業を行うことを目的とした機関です。本院は、明治12年に福沢諭吉を初代会長として創設された「東京学士会院」を前身とし140年以上の歴史を有しており、各分野で高い業績を挙げた研究者が会員として所属しています。


後援・協力

後援:台東区、台東区教育委員会

協力:上野の山文化ゾーン連絡協議会



お申込み・お問合せ

<お申込み>

会場参加とオンライン参加でお申込み方法が異なります。

1. 会場 定員150名・先着順

 会場参加申込みフォーム
※お申込みフォームをご利用になられない方は、e-mail、ファックスまたは往復はがきのいずれかの⽅法で、「会場希望」と明記のうえ、⽒名(ふりがな)、 電話番号、メールアドレス等の連絡先及び中学生/高校生/一般の別を記載して、下記の連絡先にお送りください。

2. オンライン 定員500名・先着順

下記URLよりお申込みください。
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<お問合せ>

日本学士院 事務室