カール-ヘンリク・ヘルディン客員来日記念講演会のお知らせ
日本学士院では、わが国における学術の発達に関し、特別に功労のあった外国人研究者を日本学士院客員として選定しています。この度、カール-ヘンリク・ヘルディン客員が来日されることを記念し、下記の通り講演会を開催いたします。
事前申込制
オンライン:100名(先着順)
※英語講演・同時通訳付き
※講演会後のアーカイブ配信は予定しておりません。
日時・場所
- 令和6年1月12日(金)午前11時~正午
- オンライン開催
講演内容
表題:がん研究—ノーベル賞からのインスピレーション
- カール-ヘンリク・ヘルディン(Prof. Carl-Henrik HELDIN)客員
- 現職:ウプサラ大学分子細胞生物学教授、前ノーベル財団理事長
- 専門:分子生物学・分子腫瘍学
- 司会:宮園浩平(日本学士院会員)
要旨:
過去122年間において、アルフレッド・ノーベルを記念し、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の各分野で約1,000件のノーベル賞が授与されてきました。ノーベル賞受賞者とその偉大な業績は様々な分野の発展を促す極めて大きなインスピレーションとなっており、その中にはがん研究の分野も含まれます。なぜ、どのようにして人はがんを発症し、どのように治療されうるのか。本講演では、こうした点を解明しようとするがん研究をテーマとしたいと思います。

カール-ヘンリク・ヘルディン客員