日本学士院
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日本学士院客員の選定について

日本学士院は、平成21年3月12日開催の第1027回総会において、李鎬汪氏を日本学士院客員に選定しましたので、お知らせいたします。

氏名 李鎬汪教授 Professor Lee, Ho Wang 李鎬汪教授
現職 大韓民国漢灘生命科学財団理事長
Chairman, The Hantaan Life Science Foundation, Seoul
居住地 大韓民国 ソウル特別市在住
専攻学科目 ウイルス学
生年 1928年(80歳)
略歴

1954年 大韓民国ソウル国立大学医学部卒業
1957年 米国ミネソタ大学修士課程修了
1959年 Ph.D.(米国ミネソタ大学)
1981年 大韓民国学術院会員
1982-2000年 WHOウイルス研究協力センター所長(ソウル)
1983-1985年 高麗大学医学部長
1986-2000年 WHOウイルス病専門委員会委員
1992年 大韓民国ウイルス学会名誉会長
1993年 米国熱帯医学会名誉会員
1994-1998年 大韓民国科学技術アカデミー副会長
1994年 高麗大学名誉教授
1997年-現在 大韓民国漢灘生命科学財団理事長
1998-2000年 大韓民国ワクチン学会会長
2000-2004年 大韓民国学術院会長
2002年 米国科学アカデミー外国人会員
2004年 米国芸術科学アカデミー外国人名誉会員

主要な学術上の業績

李 鎬汪博士はウイルス学を専攻し、ミネソタ大学で1957年にPh.D.を取得した。特筆すべき業績は、中国東北部での流行性出血熱(1930年代)、韓国で流行した韓国出血熱(1950年代)の病原ウイルスを分類同定したことである。それらはハンタウイルスと定義された、出血熱病原体の一群である。日本の大阪梅田地区に流行した梅田熱、1970年代後半から日本の多くの大学で動物に発生した出血熱もこのハンタウイルス群による。李博士はこのウイルスの予防・診断に寄与した。