日本学士院客員の選定について
日本学士院は、平成21年3月12日開催の第1027回総会において、李鎬汪氏を日本学士院客員に選定しましたので、お知らせいたします。
氏名 | 李鎬汪教授 Professor Lee, Ho Wang | |
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現職 | 大韓民国漢灘生命科学財団理事長 Chairman, The Hantaan Life Science Foundation, Seoul |
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居住地 | 大韓民国 ソウル特別市在住 | |
専攻学科目 | ウイルス学 | |
生年 | 1928年(80歳) | |
略歴 | 1954年 大韓民国ソウル国立大学医学部卒業 |
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主要な学術上の業績 | 李 鎬汪博士はウイルス学を専攻し、ミネソタ大学で1957年にPh.D.を取得した。特筆すべき業績は、中国東北部での流行性出血熱(1930年代)、韓国で流行した韓国出血熱(1950年代)の病原ウイルスを分類同定したことである。それらはハンタウイルスと定義された、出血熱病原体の一群である。日本の大阪梅田地区に流行した梅田熱、1970年代後半から日本の多くの大学で動物に発生した出血熱もこのハンタウイルス群による。李博士はこのウイルスの予防・診断に寄与した。 |