会員個人情報
氏名 | 中西重忠 (なかにし しげただ) | ![]() |
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所属部・分科 | 第2部第7分科 | ||
選定年月日 | 平成21年12月14日 | ||
専攻学科目 | 分子神経科学 | ||
現職等 |
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受賞等 | 国内 |
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海外 |
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外国アカデミー会員等 |
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主要な学術上の業績 | 中西重忠氏は、分子神経科学の研究を展開し、脳神経系の情報伝達と脳機能の発現の制御機構に関して画期的な成果を挙げました。中でも中西氏は、解析が困難であった受容体およびイオン・チャンネルの遺伝子の新しい単離法を開発し、神経ペプチド及び興奮性神経伝達物質グルタミン酸の受容体の遺伝子群とこれら受容体の脳機能における役割を明らかにしました。さらに同氏は、特定の神経回路の伝達機構を個体レベルで解析出来る新しい手法を開発し、これらの先駆的研究によって記憶、学習や視覚、嗅覚系の情報伝達の基本的な機構を明らかにしました。同氏の研究業績は、独自の手法の開発のもとに神経情報の基本原理を明らかにしたものであり、医学、生命科学の発展に大きく貢献するものです。 |
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主要な著書・論文 |
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リンク |