日本学士院

会員情報

 

氏名

奥田昌道 (おくだ まさみち)

 

所属部・分科

第1部第2分科

選定年月日

平成16年12月13日

専攻学科目

民法

現職等

京都大学名誉教授
鈴鹿国際大学名誉教授

受賞等

〔国内〕
旭日大綬章 (平成17年)
京都府文化賞(平成28年)

〔海外〕
ドイツ連邦共和国連邦功労勲章大功労十字章 (2006年)

外国アカデミー会員等

 

主要な学術上の業績

奥田昌道氏は、請求権の近代法における確立の研究から出発して、19世紀後半のドイツ民事法学が、訴権法体系を克服して、物権・債権および請求権を柱とする実体法体系を確立した過程を精力的に研究し、民法・民法学における請求権概念を、実体法と訴訟法の両面から明らかにしました。その研究成果は、「請求権概念の生成と展開」として結実し、さらに「債権総論」の大きな体系書の執筆に至り、わが国における民法学の金字塔とも言うべき業績を挙げました。

主要な著書・論文


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