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会員個人情報

氏名 揖斐高 (いび たかし) 揖斐高
所属部・分科 第1部第1分科
選定年月日 平成29年12月12日
専攻学科目 日本文学
現職等
  • 成蹊大学名誉教授
受賞等 国内
  • 日本古典文学会賞(昭和54年)
  • 読売文学賞(平成11年)
  • やまなし文学賞(平成22年)
  • 角川源義賞(平成22年)
  • 紫綬褒章(平成23年)
海外
外国アカデミー会員等
主要な学術上の業績

 揖斐 高氏は、近世漢文学研究の領域において、近世初頭から後期、さらに明治30年代までの長期間における日本漢詩の展開を明快に跡づけ、とくに遊歴の生涯を送った漢詩人柏木如亭の伝記並びに作品の研究を通じてこの抒情詩人の全貌を明らかにしました。同時代の人々に深い影響を与えた頼山陽の詠史詩について新たな見方を提示したことや、菊池五山の『五山堂詩話』が漢詩の大衆化に果たした役割を検証したことも高く評価されます。また、俳諧・和文・小説などの他ジャンルと漢詩文との接点を蕪村・村田春海・上田秋成・大田南畝らの作品に探って、近世日本文学史の叙述をこれまでよりも精緻に深化させることに大きく貢献しました。

主要な著書・論文
  • 【主要著書・編著】
    1. 『江戸詩歌論』平成10年(1998)2月刊 汲古書院
    2. 『遊人の抒情-柏木如亭』平成12年(2000)8月刊 岩波書店
    3. 『江戸の詩壇ジャーナリズム—『五山堂詩話』の世界—』平成13年(2001)12月 刊  角川書店
    4. (校注)『詩本草』(柏木如亭著)平成18年(2006)8月刊 岩波文庫
    5. (校注)『訳注聯珠詩格』(柏木如亭著)平成20年(2008)7月 岩波文庫
    6. 『近世文学の境界—個我と表現の変容—』平成21年(2009)2月刊 岩波書店
    7. 『江戸の文人サロン—知識人と芸術家たち—』平成21年(2009)9月刊 吉川弘文館
    8. (訳注)『頼山陽詩選』平成24年(2012)6月刊 岩波文庫
    9. 『江戸幕府と儒学者—林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い—』平成26年(2014)6月 刊 中公新書
    10. (訳注)『柏木如亭詩集』I・II平成29年(2017)5月・7月刊 平凡社東洋文庫
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