会員個人情報
氏名 | 揖斐高 (いび たかし) | ![]() |
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所属部・分科 | 第1部第1分科 | ||
選定年月日 | 平成29年12月12日 | ||
専攻学科目 | 日本文学 | ||
現職等 |
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受賞等 | 国内 |
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海外 | |||
外国アカデミー会員等 | |||
主要な学術上の業績 | 揖斐 高氏は、近世漢文学研究の領域において、近世初頭から後期、さらに明治30年代までの長期間における日本漢詩の展開を明快に跡づけ、とくに遊歴の生涯を送った漢詩人柏木如亭の伝記並びに作品の研究を通じてこの抒情詩人の全貌を明らかにしました。同時代の人々に深い影響を与えた頼山陽の詠史詩について新たな見方を提示したことや、菊池五山の『五山堂詩話』が漢詩の大衆化に果たした役割を検証したことも高く評価されます。また、俳諧・和文・小説などの他ジャンルと漢詩文との接点を蕪村・村田春海・上田秋成・大田南畝らの作品に探って、近世日本文学史の叙述をこれまでよりも精緻に深化させることに大きく貢献しました。 |
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主要な著書・論文 |
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リンク |