物故会員個人情報
氏名
館龍一郎 (たち りゅういちろう)
所属部・分科
第1部第3分科
選定年月日
昭和60年11月12日
退任年月日
平成24年2月11日
専攻学科目
金融論・財政学
過去の要職
東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授
受賞等
〔国内〕
勲二等旭日重光章 (平成10年)
〔海外〕
主要な学術上の業績
館 龍一郎氏は、欧米の最新の経済理論とくに貨幣論をよく消化した上で、日本の現実にも適用できるような独自の金融理論を構築し、日本の金融理論の研究を国際的水準にまで高めました。また、その理論にもとづいて金融政策にたいし具体的な提案をおこない、政府の政策決定にも重要な影響を及ぼし、日本の金融・財政制度の改革にも大きく貢献しました。
主要な著書・論文
- 『金融政策の理論』(1982年 東京大学出版会)
- 『金融再編成の視点』(1985年 東洋経済新報社)
- 『日本の経済』(1991年 東京大学出版会)