日本学士院

会員情報

 

氏名

広中平祐 (ひろなか へいすけ)

 

所属部・分科

第2部第4分科

選定年月日

昭和51年11月12日

専攻学科目

数学

現職等

受賞等

〔国内〕

〔海外〕

外国アカデミー会員等

主要な学術上の業績

広中平祐氏の主要な業績は「代数的多様体の特異点の解消」およびこれを一般にした「複素多様体の特異点の解消」に要約されます。任意に与えられた代数的多様体を「双有理変換」によって特異点のない多様体に変換することは「代数幾何学における根本問題」の1つでした。この大問題を200頁にわたる「多重帰納法」によって解決して国際的な賞讃を博したのが同氏の1964年に発表した論文であり、この業績によって1970年にフィールズ賞を受賞しました。

主要な著書・論文

 

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